オンライン学習塾に関するアンケート調査2021
オンライン個別指導塾「そら塾」: 保護者に向けたオンライン学習塾に対するアンケート調査を実施
80%以上がオンライン学習塾に満足と回答
保護者の大半は“送迎不要”をメリットと感じ、
オンライン学習をコロナ禍の学習方法ではなく、新しい学びの場として認識
株式会社スプリックス(本部:東京都渋谷区/代表取締役社長:常石博之)が運営するオンライン個別指導塾「そら塾」は、保護者のオンライン学習塾に対する意識を把握すべく、当塾保護者275名を対象にアンケート調査を実施いたしました。
今回の調査では、保護者の80%以上がオンライン学習塾に満足している他、多くの保護者がオンライン学習塾のメリットに“送迎が不要である”と答えたことがわかりました。
アンケート結果をもとに、オンライン学習が普遍化しつつある現在において、保護者が持つオンライン塾への印象を考察していきます。
調査結果ピックアップ
- 【調査概要】
- 調査対象:そら塾に通う生徒の保護者275名(有効回答数)
- 調査手法:インターネット調査
- 調査内容:オンライン学習塾に対する意識調査
- 実施期間:2021年10月6日~10月17日
本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「オンライン個別指導塾そら塾調べ」と明記してください。
TOPIC1.
80%以上がオンライン学習塾に満足!
オンライン学習塾のイメージとしては個別指導・家庭教師が多い結果に
オンライン個別指導塾「そら塾」の保護者を対象に、オンライン学習塾に対する意識調査アンケートを実施した結果、80%以上が「オンライン学習塾に満足している」ことがわかりました。
実際の保護者からは「対面式の集団授業と違って、一つ一つ疑問が解消できる」、「送迎面・金銭面・部活との両立ができる」など、対面式学習塾にはないメリットがあるとの声が多くみられました。
一方で、「本人のやる気に左右される」や「顔を見ないと子どもが手を抜く」、「通信環境に左右される」などといった、オンラインならではのデメリットを実感している保護者の声も一定数見受けられました。
また、オンライン学習塾に対するイメージを調査したところ、58.2%の保護者が「個別指導・家庭教師」と答え、オンラインにおいても、人を介し成績を向上させるサービスが求められていることが推察されます。
子どもの自立学習を促す録画映像授業コンテンツや学習アプリも広まっていますが、あくまでもオンライン学習塾というサービスに対しては、塾という場の提供と、リアルタイムでのマンツーマン指導という印象を持っている人も一定数いることが考えられます。
TOPIC2.
オンライン学習塾の一番のメリットは「送迎不要」だと捉える保護者が約80%
オンライン学習をコロナ禍の学習方法ではなく、新しい学びの場として認識
オンライン学習塾のメリットについては、約80%の保護者が「送迎が必要ないところ」と回答し、これまでの対面式学習塾の課題が浮き彫りとなりました。
共働き世帯の増加により、保護者が子どもにかけられる時間が制限される昨今においては、送迎する必要のないオンライン学習塾は、新たな選択肢の一つとして一定の需要があることが伺えます。
また、これまで送迎に割いていた時間を、予習や復習といった学習時間に割くことで、より効率的に子供の成績向上を図れる点においても、オンライン学習塾へのさらなるニーズの高まりが予想されます。
一方で「感染予防になる」と答えた保護者は、全体の約3%以下であったことからも、昨今においてはオンライン学習=コロナ禍の学習方法ではなく、成績を上げるための新しい学びの場として認識されていることが推察されます。こうした保護者の考えから、コロナ禍をきっかけに広く普及したオンライン学習ですが、時間の経過とともに普遍化し、保護者が持つ印象も変化していることが伺えます。
TOPIC3.
塾選びの決め手は「通いやすさ」、通塾時間の短縮でオンライン学習塾では部活などとの両立を重視!一方、半数はオンラインと対面の差を感じていない
オンライン学習塾と対面式学習塾への入塾した決め手をそれぞれ調査した結果、どちらにおいても“通いやすさ”は塾を選ぶうえで重視されている要素であることがわかりました。オンライン学習塾においてはそもそも通塾する必要がないこと、対面式の学習塾においては家から近いことに価値を感じている保護者が全体の約30%に上りました。 オンライン学習塾は立地にとらわれず、どこからでも授業を受けることができ、子どもの成績向上が図れることからも、より幅広い層から、通塾の新しい選択肢として一定数以上の需要があるサービスだと推察されます。
また、対面式学習塾の決め手においては、上位5位以内に金銭的な理由や評判、実績が入っているのに対し、オンライン学習塾においては、部活や習い事との両立のしやすさや、通塾時間を勉強時間に充てられるなどといった、時間的な効率性が決め手となっており、保護者が価値を感じているポイントは異なることがわかりました。
「部活や習い事との両立した学びの実現」に貢献できているという点が、オンライン学習塾が評価されている一つの理由であると推察されます。
さらに半数の保護者が、オンライン学習塾と対面式学習塾において、サービス内容に差を感じていないことがわかりました。コロナ禍を経て広く普及したオンライン学習ですが、従来の対面式学習とほぼ同じレベルの“学びの場”として認識され始めていることが推察されます。また、「対面でもオンラインでも本人のやる気次第」といった声も上がり、学習は環境ではなく、本人の気持ちに大きく左右されると考えている保護者も一定数いることが伺えます。
一方で差を感じると答えた保護者からは、「オンラインだと子どもが勉強している姿をみることができる」「オンラインだと質問がしやすい」「送迎面・金銭面・部活との両立面など、オンラインにはメリットが多い」 などといった、オンライン学習に肯定的な声も上がった一方で、「信頼関係が築きづらい」「先生の対応にバラつきがある」「対面式の方が目が行き届いているように感じる」など、 オンライン学習に課題を感じている保護者も少なからずいることがわかりました。
【オンライン学習塾と対面式学習塾のどこにサービス内容の差を感じるか(一部抜粋)】
- オンライン学習に肯定的な意見
- コミュニケーションがとりやすい
- オンライン個別指導ということもあり一つ一つ疑問が解消できる
- 田舎暮らしのため対面式だと通える塾が限られてしまうが、オンラインなのでどこからでも授業が受けられる
- 送迎面・金銭面・部活との両立ができる面などメリットが多い
- オンライン学習に否定的な意見
- 先生の教え方に差がある
- 電波が悪くたまに音声が聞き取りづらいときがある
- 信頼関係が築きづらい